EXCEL関数を使って選択範囲から検索条件に一致する数を調べたい方必見!
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今回は下記ひとつでも当てはまれば是非お読みください。
・条件に一致するデータを簡単に数えたい方
・条件に当てはまるセル数を楽に数えたい方
・指定した範囲の中で検索条件に一致するセル数を知りたい方
選択した範囲から条件で指定した値がいくつあるかを簡単に調べるとき、COUNTIF関数を使えば簡単にできます。
今回はCOUNTIF関数の使い方について説明していきます。
COUNTIF関数
COUNTIF関数とは?
一言で言えば、条件に当てはまるセルの数を数える関数
COUNTIFの条件式
①範囲(必須):
・検索の対象とするセル、セルの範囲を指定
②検索条件(必須):
・①範囲からセルを検索するための条件を指定
条件式一覧
検索条件②は
・条件指定した文字
・比較演算子(下記図参照)
を当てはめることができます。
事例集
COUNTIF関数の事例を2つご紹介します。
事例1:従業員毎の3月対応件数
まず、「従業員毎の3月対応件数」を調べます。
・□赤色が参照範囲
・J列□青色が検索条件にする値
・K列□オレンジ色内からJ列□青色の検索条件で指定したセルが参照範囲にいくつあるかを数えます。
手順1
①「K4」セルを選択後、「fx」を押下
②「countif」を入力
③「検索開始」を押下
④「COUNTIF」を選択
⑤「OK」を押下
手順2
①範囲:「$A$4:$H$23」と入力
②検索条件:「J4」と入力
③「OK」を押下
手順3
①K4の値「4」が記載されていること
補足:□オレンジ色の参照範囲にジョセフジョースターが4件あるため
②K4の黄色〇で囲む箇所を↓にK10まで引っ張る
手順4
①K4~K10までの値が返されること
補足:参照範囲のC列内で
「ジョセフジョースター」:4件
「広瀬紘一」:3件
「吉良吉影」:1件
「峰不二子」:4件
「坂田銀時」5件
「両津勘吉」:1件
「空条承太郎」2件
それぞれの件数がK列に返されます。
事例2:合格者・不合格者数
次に、「合格者・不合格者数」を調べます。
合格者:70点以上と不合格者:70を下回る人をそれぞれ分けます。
・□赤色が参照範囲
・今回は下記2つを検索条件にします。
→検索条件①合格者数70点以上:「>=70」
→検索条件②不合格者:70を下回る:「>70」
・検索条件①②で指定した場合、□赤色参照範囲にいくつあるかを数えます。
最初に、合格者数70点以上の人を調べます。
手順1
①「E5」セルを選択後、「fx」を押下
②「countif」を入力
③「検索開始」を押下
④「COUNTIF」を選択
⑤「OK」を押下
手順2
①範囲:「$A$5:$C$13」と入力
②検索条件:「>=70」と入力
③「OK」を押下
手順4
①E5の値「7」が記載されていること
補足:□オレンジ色の参照範囲C列に70点以上の点数が7人いるため、E5に7が返される
手順5
次に、点数が70を下回る人数を調べます。
①E8を選択
手順6
①E5(7が記載されている箇所)をコピー(Ctrl+c)
②E8へ貼り付け
手順7
①E8に数式をコピーができたことを確認
手順8
①□赤色枠内の条件式を「>=70」→「<70」変更
手順9
①E8が「2」になること
補足:□オレンジ色の参照範囲C列に70点を下回る点数が2人いるため、E5に2が返される
まとめ
以上,COUNTIF関数に関して説明しました。
COUNTIF関数を使えば、選択した範囲から条件で指定した値がいくつあるかを簡単
に調べることができます。
是非、お試しください。