EXCEL関数を使って選択範囲から検索条件に一致する値の合計を求めたい人必見!
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今回は下記ひとつでも当てはまれば是非お読みください。
・指定範囲から条件に一致する値を検索し、条件毎に抽出したい人
・指定した条件を満たす範囲内の値の合計を求めたい人
もっと具体的言えば、
・特定月の商品売上金額を商品毎に求めたい人
・4月・12月以外の売上合計金額を求めたい人
そんなとき、EXCEL関数のSUMIF関数を使えば、簡単に調べることができます。
今回はSUMIF関数の使い方について説明していきます。
SUMIF関数
SUMIIF関数とは?
特定条件に一致したデータを合計する関数。
SUMIF関数の条件式
下記が条件式となります。
①範囲(必須):検索対象となるセル範囲を指定
②検索条件(必須):範囲からセル検索条件を指定
補足:条件指定は下記の通りです。
・「数値」「式」「文字列」「関数の形式」等
・指定可能文字で指定する場合、「""」で囲む
③合計範囲(省略可):合計の対象となるセル範囲を指定できます。
補足:省略は可能ですが、設定しておけば間違いは減るので基本設定します。
検索条件一覧
②検索条件は
・条件指定した文字
・比較演算子(下記図参照)
を当てはめることができます。
事例集
SUMIF関数の事例を2つご紹介します。
事例1:商品毎の売上金額
まず、「商品毎の売上金額」を調べます。
・C列□範囲
・H列□青色が検索条件にする値
・F列合計範囲
・C列□範囲内からH列□青色の検索条件で指定した値(商品名)がF列の合計範囲から合計金額がいくらあるかを調べます。
手順1
①「I4」を選択後、「fx」を押下
②「sumif」を入力
③「検索開始」を押下
④「SUMIF」を選択
⑤「OK」を押下
手順2
①範囲:「$C$4:$C$23」と入力
②検索条件:「H4」と入力
③合計範囲:「$F$4:$F$23」と入力
④「OK」を押下
手順4
①I4の値(ブラックマンバ)の金額合計が「4320」と記載されていること
補足:□範囲にブラックマンバは3つあり、□合計範囲に「720」「2160」「1440」をそれぞれ足すと、「4320」になる
②I4の黄色〇で囲む箇所を↓にI12まで引っ張る
手順4
①I4~K12までの値が返されること
商品のそれぞれの合計金額がI列に返されます。
事例2:指定月以外の売上金額
次に、「指定月以外の売上金額」を調べます。
まずは4月以外の売上金額を調べます。
・A列□範囲
・□青色検索条件(4月以外とする)
・B列合計範囲
・A列□範囲内から青色検索条件(4月)以外を検索。B列合計範囲から売上金額を□B16へ記載
手順1
①「B16」を選択後、「fx」を押下
②「sumif」を入力
③「検索開始」を押下
④「SUMIF」を選択
⑤「OK」を押下
手順2
①範囲:「$A$4:$A$15」と入力
②検索条件:「<>4月」と入力
補足「<>」を設定することで4月以外の売上金額を取得
③合計範囲:「$B$4:$B$15」と入力
④「OK」を押下
手順4
①「B16」に4月以外の売上金額「588,000,00」と記載されていること
補足:4月の売上金額:「2,500,000」以外の合計が「588,000,00」
手順5
次に、12月以外の売上金額を調べます。
①「B17」を選択
手順6
①「B16」の値をコピー
②「B17」へ貼り付け
手順7
①条件式がB17へコピーされる
②B17の条件式の検索条件「<>4月」→「<>12月」へ変更
手順8
①12月以外の売上金額「51,300,000」が返されること
まとめ
以上,SUMIF関数に関して説明しました。
SUMIF関数を使えば、
・指定範囲から条件に一致する値を検索し、条件毎に合計を計算できる
・指定した条件を満たす範囲内の値を合計を求められる
是非、お試しください。