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就労継続支援A型とB型とは?

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発達障害の診断を受けた知り合いから「就労継続支援A型とB型の具体的に何が違うの?」と相談を受けたことがありました。

同じように違いを知りたい方もいらっしゃると思ったので、共有したいと思います。

 就労継続支援とは?

一言でいえば、一般企業での就業が難しい障がい者に向けた職業訓練や生産活動を支援する福祉サービスです。

障害を持つ人の障害度や体調に合わせて働けるので、無理して働くことはせず、自分のペースで働けるようです。

就労継続支援A型B型の違い

就労継続支援には2種類あります。

それは、A型B型です。

 具体的な違いですが、以下のようになっています。

就労継続支援A型とは?

就労継続支援A型の特徴はまず、事業所と雇用契約を結びます。対象は18歳以上65歳未満で一般企業への就職が難しい方が職業訓練を受けます。

そして、賃金をもらいながら一般企業への就職を支援する事業所。賃金は最低賃金以上発生します。

ちなみに、厚生労働省の平成30年度のデータより、就労継続支援A型の平均工賃(賃金)は76,887 円となっています。

 就労継続支援B型とは?

一方で、就労継続支援B型は事業所と雇用契約を結ばないことです。
A型の仕事内容が難しい障がい者(年齢の定めなし)と年齢・体力などから一般企業で働くことが困難な方が対象です。

利用者には作業訓練などを通じて生産活動を行い、成果物に対しての工賃が払われます。要するに、成果物に対して報酬をもらう形です。

 そして、訓練を積んで就労継続支援A型、就労移行支援を目指す。厚生労働省の平成30年度のデータより、就労継続支援B型の平均工賃(賃金)は16,118 円となっています。

また、A型B型では利用期間の定め等は特にありません。

まとめ

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就労継続支援A型B型の事例

では具体的にどんな訓練・業務内容があるのか事例をあげます。
・ベーカリスタッフ(パン作り)
・喫茶店のホール業務
・パソコンデータの入力
・軽作業
・一般事務
・セラピスト
・弁当の製造
・清掃業務
・農作業
・部品の加工、
・手工芸、
・お菓子作り、
・飲食店での調理
・衣類やリネンなどのクリーニング
・WEBサイトの作成
etc

とまぁ私が調べた限りでは、これだけありました。

A型B型で仕事内容が異なるのかと最初思いましたが、業務内容ではたいして違いがないようです。

単純作業ばかりでなく、webサイトの作成やミシンを使って服を縫う等の職人技を学べるので、面白そうな印象を受けました。。。

まとめ

①就労継続支援

一般企業の就業が難しい障がい者に向けた職業訓練や生産活動を支援する福祉サービス

② 就労継続支援A型B型の違い

雇用契約を結ぶかどうか

・報酬の受け取り方

・年齢制限

③就労継続支援A型B型の仕事内容

軽作業・清掃・製造業・専門職(webサイト作成・服を縫う)等幅広く仕事あり

 本日は以上となります。少しでも参考になったら幸いです。